日前神宮・國懸神宮 紀伊国一宮

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紀伊一宮めぐりの2社目は、和歌山市の中心部にある日前國懸神宮(ひのくまくにかかすじんぐう)

この神社は日前神宮(ひのくまじんぐう)と國懸神宮(くにかかすじんぐう)の二つの神宮からなる
つまり、1つの境内に日前神宮・國懸神宮の2つの神社がある
紀伊国一宮で、旧社格は官幣大社

総称して日前宮(にちぜんぐう)あるいは名草宮とも呼ばれる
それぞれ
日前神宮
主祭神 日前大神 (ひのくまのおおかみ)
「日像鏡(ひがたのかがみ)」を神体

國懸神宮
主祭神 國懸大神 (くにかかすのおおかみ)
「日矛鏡(ひぼこのかがみ)」を御神体として祀っています


ローカルな神様と思わないでください、聞いてびっくりの超有名な神様
日前大神・國懸大神は、天照大神の別名であり、つまりこの神社はアマテラスを祀った神社なのです

しかも、御神体の鏡は、アマテラスが天岩屋戸に隠れた時に、アマテラスを外に出すためにイシコリドメに作らせた鏡
初めに作った鏡をこの日前國懸神宮に奉納し、後にできた鏡を伊勢神宮に奉納したと伝えられています

神体の鏡はいずれも伊勢神宮内宮の神宝である八咫鏡と同等のものとされる
八咫鏡は伊勢神宮で天照大神の神体とされていることから、日前宮・國懸宮の神はそれだけ重要な神とされ準皇祖神の扱いをうけていた
日神(天照大神)に対する日前神という名称からも、特別な神であると考えられている
また、伊勢国が大和国への東の出口に対して、当社は西の出口にあるため、伊勢神宮とほぼ同等の力を持っていたといわれている

日本で最も歴史のある神社の一つで、神話と関わりが深い
『日本書紀』に、天照大神が岩戸隠れした際、石凝姥命が八咫鏡に先立って鋳造した鏡が日前宮に祀られているとの記述がある
社伝によれば、神武東征の後の神武天皇2年、紀国造家(紀氏)の祖神である天道根命(あめのみちねのみこと)が、八咫鏡に先立って鋳造された鏡である日像鏡・日矛鏡を賜り、日像鏡を日前宮の、日矛鏡を國懸宮の神体としたとしている

当初は名草郡毛見郷浜宮に祀られ、垂仁天皇16年に現在地に遷座したと伝えられている
なお、伊太祁曽神社の社伝では、元々この地に伊太祁曽神社があったが、紀伊国における国譲りの結果、日前神・国懸神が土地を手に入れ、伊太祁曽神社は現在地に遷座したとしている


日前神宮


國懸神宮

日前神宮・國懸神宮 紀伊国一宮
主祭神
日前神宮:日前大神
國懸神宮:國懸大神

神体
日前神宮:日像鏡
國懸神宮:日矛鏡
〒640-8322 和歌山県和歌山市秋月 365

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