室生寺(むろうじ)女人高野

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室生寺(むろうじ)は、奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派大本山の寺院
本尊は釈迦如来

山号を宀一山(べんいちさん)と号する
山号の「宀一」は「室」のうかんむりと「生」の最後の一画だという

奈良盆地の東方、三重県境に近い室生の地にある山岳寺院である
女人禁制だった高野山に対し、女性の参詣が許されていたことから「女人高野」の別名がある


奈良県宇陀市室生にある真言宗室生寺派大本山室生寺は、“女人高野”の名で知られ、高野山が女人規制なのに対し、古くから女性に開放された名刹です
奥深い山と渓谷に囲まれた室生の地は、古くから神々の坐ます聖地と仰がれていたパワースポットでもあります
鬱蒼とした山峡に不規則の堂塔が立ち並ぶ大自然に抱かれた室生寺は、日本有数の優雅さと気品に満ちています


小川がせせらいでいます

太鼓橋から表門を望む風景は絶好の撮影ポイントで、見応えがありますよ
室生寺は、江戸時代5代将軍徳川綱吉の母桂昌院の力添えで女性の参詣が許されるようになりました

仁王門を入れば別世界

自然石が配された急な「鎧坂」を上った先に最初に出会うのが写真の金堂です
内陣には、堂々とした一木造りの御本尊・釈迦如来立像を中心に、木の特徴を生かした平安初期の金堂五仏が、その前にはまるで歌舞伎役者か中国京劇の俳優が見得を切っているかのような12人の異形の武将“十二神将像”が一列に並び、その姿に圧倒されます
写真撮影は禁止されていますのでしっかり目に焼き付けましょう

金堂の裏手を少し登った台地に、室生寺の本尊日本三如意輪の一つ、平安初期作の如意輪観音菩薩座像を祭る灌頂堂(本堂)が建っています
建立は鎌倉時代・延慶元年(1308)、真言密教の最も大切な法儀である灌頂(カンジョウ)を行う堂で、真言寺院の中心であるところから本堂とも呼ばれています


左奥に見えるのが、国宝五重塔

平安時代初期に建立されたとみられ、法隆寺の五重塔に次ぐ古さで室生寺中最古の建造物でもあります

弘法大師が一夜にして建立したと伝承され、観光ポスターにもよく登場する国宝の五重塔は、総高16.1Mと屋外のものでは国内最小「手のひらにのるような」と言われていて、通例の五重塔の三分の一で設計されています


女人高野 室生寺
山号 宀一山(べんいちさん)
宗派 真言宗室生寺派
寺格 大本山
本尊 釈迦如来(国宝)

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