【魔法瓶】サーモスとは

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サーモス物語

魔法瓶や、水筒についてちょっと調べてみました
そこには、とても興味深い歴史が、存在しました

現在では時代に沿った、色々なデザインがある
振り返ると、魔法瓶を欲しいと思ったのは、小学生以来だ
もちろん、当時自分で買ったわけではないし

自分のお金をだして買ったことは今まで一度もないです
きっかけは、外で美味しいコーヒー飲みたいなぁー
と、単純な理由
そして、調べてみたら面白かったので紹介しておきます

サーモスとは?

興味が無くとも、名前だけは聞いたことがる
私の幼少期は、象印かタイガーのどちらかしか聞いたことが無く
今では、サーモスが一番人気のあるブランドらしい
また、日本企業が海外企業にシェア奪われたのか?

と、思い 調べてみました
結果、サーモスは日本企業でした
これには驚いた

サーモスという名前を聞くようになったのも、ここ数年だからだ
上にも、書いた通り
象印かタイガーのどちらかしか聞いたことが無かったしね

実は、魔法瓶を開発したのは日本酸素
ステンレス製魔法瓶は、日本の発明品
日本企業だったのです

ステンレス製魔法瓶は、日本の発明品だった

昔は魔法瓶といえばガラス製でした
ガラス製は割れやすい
ちょっとした衝撃で粉々になってしまいます

それがステンレス製になったのですから、割れる心配はありません
携帯して、相当手荒に使っても使用に耐えます

このステンレス製魔法瓶を世界で初めて開発したのが、大手工業用ガスメーカーの日本酸素株式会社(現在は大陽日酸)です
日本酸素は、もともと、真空のタンクを製造する技術を持っている会社だったのです
それを、手に持てるサイズにすれば、魔法瓶になるじゃないか??
から研究開発が進み実用化に成功したのです
たしかに、構造的には凄い技術ですよね
熱いもの、冷たいもの長時間持続するのですから

日本酸素が発明したのに、名前を聞いたことが無い

では、なぜ名前を聞いたことが無いのでしょうか??
世界で初めてステンレス魔法瓶を開発した会社なのにね

理由としては、当時はステンレス魔法瓶は高価な金額であり
百貨店、デパートなどには置いてあったものの、一般的に浸透するには時間がかかった

マスコミにも取り上げられたが、一般客までは広がらなかったようです
開発した、当の日本酸素は魔法瓶市場は3位
そして、大赤字でした

もちろん、魔法瓶業界の1位2位は、象印とタイガーです
開発成功したのに、3位というのは商売の難しいとこです
普及させるための量販店とのツテが無かったのが原因のようです
つまり、流通ルートとコネを1から開拓しなくて成らなかった

ドラマになりそうな話

象印魔法瓶や、タイガー魔法瓶からしたら、新参者の日本酸素に、自分たちのシェアを奪われるわけには行きません


開発直後は、ステンレス魔法瓶の製法が特許で守られている
その間はよかったものの、そのうち象印が特許に抵触しない製造方法を開発してしました

そうなってしまうと、販売ルートやコネクションを持っているほうが圧倒的に強さを発揮します
日本酸素が流通チャネルをなんとか開拓しえた頃には、象印、タイガーは商品を市場に投入し終えていました

商売は難しい

かくして、1位象印、2位タイガー、3位日本酸素という序列が出来上がり、それは長らく固定化されてしまうのです
私のイメージはまさにこれです
というか多分、私の周りも日本酸素という存在を知らなかったと思う
サッカークラブに所属していて、皆が水筒を持っていたが
何しろ、2強で象印かタイガーしか見たことが無かった

世の中のは一度序列が出来てしまうと、覆すのはとても難しくなります
コンビニしかり
ビールしかり
スマホもそうですね
とにかく、その業界のシェアをどこよりも先に取ったもの勝ちですよね
パイオニアは強い それが噂になり、さらに強くなり、確固たる地位を築いていきます

結局、ステンレス魔法瓶を開発した、日本酸素は業界3位のままでした

サーモスを買収

日本酸素の戦略は、世界最大のガラス製魔法瓶メーカーであるサーモス社(THERMOS L.L.C)を買収することでした
サーモス社とは、世界で初めてガラス製魔法瓶を量産化に成功した会社です

サーモス社の持つ販売チャネルに、日本酸素のステンレス製魔法瓶を乗せれば、世界に広がるはず、
日本で苦戦しているなら、海外から押さえてしまおう という戦略です
しかし、現実は甘くなかった

日本は、バブルが崩壊する
冷凍食品を扱う事業部は、味の素に売却されたり
化粧品を扱う事業部は、廃業となりました

しかし、サーモスは2003年にトップになる
海外でもうまく行き
日本市場でもトップになりました

海外企業だと思っていた会社が、日本企業だったのには、びっくりしましたが
これを機に、ステンレス魔法瓶を買って外でコーヒーを飲んでみたくなりました


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