『鉄道員(ぽっぽや)』映画

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志村けんの死去の報道からぽっぽやを久しぶりに視聴

地上波・映画・アマゾンプライム(有料)で見た作品を紹介していきます
*ほとんどレンタルは利用しません

作品紹介

鉄道員(ぽっぽや)(予告編)

廃線を間近にした、北海道の元運炭路線であるローカル線の駅長に訪れる幸福を描いた作品。
第16回日本冒険小説協会大賞特別賞。短編集は第117回直木賞受賞作で、140万部を売り上げるベストセラーとなった。
1999年に降旗康男監督、高倉健主演により映画化され、第23回日本アカデミー賞(2000年3月)の最優秀作品賞、最優秀主演男優賞など主要部門をほぼ独占した。

あらすじ

主人公の佐藤乙松(おとまつ)は、北海道の道央(十勝・空知と推測されるが、あくまで架空)にある廃止寸前のローカル線「幌舞線(ほろまいせん)」の終着駅・幌舞駅の駅長である。
鉄道員一筋に生きてきた彼も定年退職の年を迎え、また同時に彼の勤める幌舞駅も路線とともに廃止の時を迎えようとしていた。
彼は生まれたばかりの一人娘を病気で失い、また妻にも先立たれ、孤独な生活を送っていた。

雪の正月、彼のもとに、真っ赤なランドセルをしょった少女が現れ人形を忘れて帰る。
彼女の来訪は、彼に訪れた優しい奇蹟の始まりだった。

スタッフ・キャスト

監督:降旗康男
脚本:岩間芳樹
原作:浅田次郎

出演者:
高倉健
大竹しのぶ
広末涼子
吉岡秀隆
安藤政信
志村けん
奈良岡朋子
田中好子
小林稔侍

感想

志村けんの死去をきっかけに、10年ぶりくらいに再度視聴した作品
当時の感想とは異なり、とてつもなくいい作品だった

今作に映されているものの全てが日本から消えてしまったと思う
日本人が失ったものはとてつもなく大きかったのだと実感

物語は定年退職を目前に控えた老鉄道員の真面目一徹の半生です
現代と過去を回想で行きつ戻りつ進行します

監督が団塊の世代よりも年上の為、自身の実体験を大きく反映させている作品
回想は彼らの世代に共通するものばかりです
ストの最中でも集団就職の列車を走らせた様な誇らしい記憶
家庭を犠牲にして身を粉にして仕事を優先した日々の記憶
妻よ娘の死は妻や幼い子供の顔は寝ている顔しか知らない、子供の成長過程を父親として見守ることができなかった、その負い目の記憶を象徴しているのでしょう

高度成長を成し遂げ、日本を復興させ先進国にまで押上げた人々はこうして綺麗に現場を去って行ったのです
その彼らの姿が、北海道の廃線予定の鉄道という形で長大編成の蒸気機関車と単行の気動車の対比

つまり、活力ある若いころを機関車
定年を廃線として、古いものは無くなり新しいものになっていく
高度経済成長から先進国になり、去っていく
その過程には、日本のよい文化まで捨ててしまった…
その物語が本作の本当の物語なのです

私は、こう評価しました
4:面白いし満足度が高い作品。他人に是非勧めたい。何度も見れる

私の視聴結果の基準を指標化
評価を数値化、指標化すること 面白さの指標化が出来るって良い事だなと常々思うんですけど、今まで特にそういう評価基準みたいなのを記事に設けて無くて、今更この素晴らしいシステムを導入するのもどうかとしばらく悩んでいたんですけど、あった方が絶対...

ちなみに、作中に出てくるトマムですが
アルファ・リゾート・トマムの事
「内地からたくさん人が来るぞ」といっているが、トマムも何度も倒産、買収を繰り返されて今では星野リゾートになっている

内地から客が沢山と言っているが、今はインバウンドで海外の観光客ばかり
日本人はほとんど行かないのではないかな???

広末涼子も、当時はバリバリの人気で今で言う広瀬すず的な位置だった
清純さと、かわいらしさが光る
時代の流れを感じる

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