『 Angel Beats! 』感想・評価

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はじめに

金沢旅行で聖地巡礼するため観なおしました。
一度、数年前に観なおしてるが、作品自体は 2010年4月に放送している。

”天使ちゃんマジ天使”という言葉が流行した(笑
10数年前の作品になるが、今のアニメ最前線で活躍している豪華キャストが多数出演。
また挿入歌にも力を入れ反響をよんだ。もちろんOP/ED曲も良かった。


これは別の話になるがLiSAが世に出た作品としても有名。
この歌声好きってなり、それなりにライブにも通った。
現在では、アニソン界の歌姫として鬼滅の刃で大ブレイクした彼女だが、その前から人気は凄まじかった。
ワシが育てたまではいかないが、それなりに貢献したと思う。
【アニサマ2016】でトリはLiSA シークレットゲストでGirls Dead Monstarの復活は涙があふれたのもいい思い出
というように思い出深い作品である

作品紹介

「Angel Beats!」 Blu-ray BOX CM15秒

本編の公式PVが見つからない…
『Key』・『アニプレックス』・『電撃G’sマガジン』・『P.A.Works』の共同プロジェクト。
PCゲームメーカー・Keyに所属するシナリオライターの麻枝准が原作・脚本を、グラフィッカーのNa-Gaがキャラクター原案を、それぞれ務める。

あらすじ

主人公・音無は、気が付くと見知らぬ学園にいた。
何も思い出せずいるうち、彼はゆりという女子高生に出会う。
彼女は「ここは『死後の世界』であり、自分たちは神とその使徒・天使と戦っているのだ」と告げる。
SSSとは?
『死んだ世界戦線』。
その他、気分次第で名称は変わる。
実際、ゆりと音無の初対面時は『死んでたまるか戦線』だったのでSSSではなかった。
活動理念は「自分の”理不尽な死”を認めない」というもので、SSSは神に抗い生きようとする者たちの集まりである。

スタッフ・キャスト

原作 麻枝准
監督 岸誠二
脚本 麻枝准
キャラクターデザイン 平田雄三
音楽 ANANT-GARDE EYES、麻枝准
アニメーション制作 P.A.WORKS

音無結弦(神谷浩史)
仲村ゆり(櫻井浩美)
立華かなで(花澤香菜)
日向秀樹(木村良平)
岩沢雅美(沢城みゆき 歌marina)
ユイ(喜多村英梨 歌Lisa)
直井文人(緒方恵美)

感想

まず初めに、このアニメはゆっくり見る人と一気観する人で感じ方が違うと思う。
何しろ登場人物が多すぎるのだ。
一気に見る人はだいたいOP/EDを飛ばす。 

登場人物が多いからなのか?
OPは登場人物・キャラの紹介という今までにないアニメのOPになっている。
EDはだれでも作れそうな動かない画のEDなのだが感情移入という点では重要な意味をもっている。

各話のあらすじをまとめてみる
1話
音無、死後の世界で目覚める。→死んだ世界戦線(以下SSS)。
2話
ギルド降下作戦。ゆりの過去の話がされる。
3話
ユイ初登場。岩沢の消える回。
4話
野球大会。日向が消えかける。
5話
テスト。日向、高松の必死のギャグ。
6話
直井の暴走と過去話。
7話
音無の記憶前半とSSSによる釣りの話。
8話
二度目のギルド降下作戦。天使の分身を消す。
9話
音無の記憶の後半。
10話
SSSのメンバーを“卒業”させるために、音無とかなでが動き出す回。
ユイが消える。また、影の登場。
11話
影を撃退する前半の回。
高松がNPCと化す。
音無の意図がSSSのメンバーにバレる
ガルデモのメンバーを含む大多数のメンバーが一気にここで消える。
12話
影を撃退する後半の回。
ゆりが第二コンピューター室を発見し、影を完全に退ける。
13話
SSSの卒業式。
音無、かなで、ゆり、日向、直井の全員が消える。

改めてまとめてみると、かなり濃厚になっている
前半から、音楽あり、笑いあり、シリアスありとなっている。俗にいうジェットコースター展開
中盤からひとりひとりにスポットを当てていくのですが、最高潮に良かったのは10話

そして、『結婚してやんよ』回から雑になっていくのだ…
NPCに尺を使いすぎて、今まで描いてきたキャラたちは言葉一つで終わりになってしまう。
ここがABファンの気に入らないところなんですよね。
また、物語当初ヒロインだと思われていた、ゆりっぺは天使ちゃんにヒロインを奪われてしまう。

で、最終話を迎えるわけですが…
またこの最終話が問題でして…
当時、様々な物議を醸しだしたのですよ

ネタバレ

もうここからは完全にネタバレになりますのでご注意を!
さて、最終話はものすごく意見が分かれます
単純にいい話だったと思う人もいれば、
クソアニメと評価する人もいます。
個人的に気になる点が3つあります。

①時間軸の問題。

ABの世界では、生前何かに未練を持った人がこの世界に迷い込みます。
そして、願いを叶えると消えていきます(成仏なのか転生なのかは謎)
かなで(天使)は、生前心臓が悪く寝たきりでした。
そして、事故にあった結弦の心臓を移植することで生き永らえた。
少しの間ですが、自由を謳歌し卒業式前に亡くなってしまいます。
そんなかなでの願いは、結弦に『ありがとう』と言うこと

ここで先ほど書いた時間軸の問題が出てきます。
結弦がこの世界に来た時に、かなではすでにいた
ここが納得できない人が多い部分
個人的には、死んだ世界なんて時間軸という概念が存在しないのだから、原作者の意図に乗ってやろって思うのですが…
ある意味、原作者のご都合主義であることは否めないが…
正直、私は気にしない
しかし、オタク同士で話すと熱くなるポイントですね。

更にいうなれば、かなでの願いを叶えるために結弦がこの世界に来たとも考えられます。
心臓と身体が引き合うように、呼ばれたといったほうが正しいでしょうか?
その為、かなでより後だった。
これは、これで意見が分かれそうですが…ご都合主義ですかねw

②立華かなでは結弦のことが好きだったのか?

まずは、音無結弦が読んだ答辞の一部分です。
「みんな、最後は前を見て立ち去っていきました。ここに残る5名も今日をもって卒業します。一緒に過ごした仲間の顔は忘れてしまっても、この、魂に刻みあった絆は忘れません。みんなと過ごせて、ほんとに良かったです。…ありがとうございました。卒業生代表!音無結弦!」

の言葉からも、死んだあとは記憶もなくなるようです。
その後、二人になり結弦が、かなでにこの世界に残らないかとと提案します。
そこで、結弦がかなでに告白するのですが…なぜこのタイミングで告白ってのも結構騒がれた
で、事実を知ることになります。

結弦の心臓をもらい生き永らえたことで、「天使の鼓動」となり
Angel Beats!(エンジェルビーツ)タイトル回収が最終回にされます。

さて、告白した側の結弦はかなでのことが好きだとわかるのですが
かなでは結弦のことが好きだったのか??
それでは、かなでの消える前の言葉を振り返ってみましょう。

音無「かなで・・・愛してる・・・。ずっと一緒にいよう」
かなで「うん、ありがとう・・・結弦」
音無「ずっと・・・ずっと一緒にいよう」
かなで「うん、ありがとう」
音無「愛してる・・・かなでっ」
かなで「うん、すごくありがとう」
音無「かなでぇ・・・」
ありがとうを言うためにこの世界に来たのですが、ありがとうしか言っておらず、かなでの気持ちはわかりません。

ですが、私はこう考えます。
好きとかじゃなく、純粋に感謝してたんじゃないかと
だから、心の底からのありがとうを言った。
そして、消えていきました…
この消えた直後の、声優神谷さんの演技は本当に素晴らしい
のちにリヴァイ兵長になるのですが…

本題に戻りますと、かなでは好きという感情はなかったと思います。
また、かなで自身はずっと寝たきりだったのでしょう
これは想像ですが、友達もいなかったと思われます。そういうことを加味していくと極度の人見知りやコミュ障でゆりっぺたちに天使と勘違いされていたのかなとも思ったり。

その後、エピローグで
「My song」のメロディを鼻歌交じりに奏でる少女。これはかなでやろ?
その少女の前を通り過ぎる青年。これは結弦やろ?
鼻歌に気づき体が自然に動き、その少女のあとを追う
青年が声をかけようとしたろころで
ENDとなります。

答辞の一緒に過ごした仲間の顔は忘れてしまっても、この、魂に刻みあった絆は忘れません。
の言葉が印象的でした。
違う世界線だったのか?未来で出会えたかはわからないまま終わりました。
皆さんはどう感じましたか?

③Angel Playerの作成者は音無なのか

最後のきになる点に移りましょう。
そもそも論なのですが、結弦は消えたのでしょうか?

最終話は、かなでとの別れた後に消える描写はない
その後、EDに移り結弦は最後に消える(全員が消えたことを示唆か?)
エピローグは、結弦らしき人
明確な消えた描写がないのはだーまえの作戦なのでしょうが…

また、後日談の13.5話では結弦が一人残って生徒会長をしている。
(これは違う世界線といわれてしまうと何も言えないが)

そこで気になるのが12話の会話の内容なんですよね。
他のキャラを一言で抹殺してまで12話に詰め込んだNPC回。
最初は、何だこの回と思ったのですよ
でも、大事な終盤に尺使ってまで描いたんだからやっぱり重要なのよね。

謎の青年石田はこんなこと言っている。まとめてみました
『この世界で愛が芽生えました』
「この世界であってはならない」
「愛が芽生えるとこの世界は永遠の楽園となる」
卒業していく場所だからそれではダメだ
「ただ誰かのために生き、報われた人生を送った者が、記憶喪失で迷い込んでくる=AP開発者」
「愛を知り、ひとり去っていった彼女を待った」
再び再会する確率は「天文学的数字はありますが、0ではない」
『しかし、彼女を待つ時間はあまりに長すぎ自らをNPC化した』
同じような思いをしないようにAPを開発したとの事
上記の大部分が、結弦に当てはまるんですよね…

Angel Playerの作成者が結弦だったらまた話が喰い違うところ出てきたりして、数年ぶりに観たアニメで色々考えてしまいました。

Angel Beats! の総合評価

あくまでも、私の主観ですのでご理解ください。
では<Angel Beats!>の評価になりますが、

4:面白いし満足度が高い作品。他人に是非勧めたい。何度も見れる

私の視聴結果の基準を指標化
評価を数値化、指標化すること 面白さの指標化が出来るって良い事だなと常々思うんですけど、今まで特にそういう評価基準みたいなのを記事に設けて無くて、今更この素晴らしいシステムを導入するのもどうかとしばらく悩んでいたんですけど、あった方が絶対...

当時の思い出補正もありますが、Angel Beats!は好きな作品です。
特に音楽はいいですよ。
聞いたことない人は、ガルデモで検索してみてください。
それで、気に入ったらアニメも見てください。
だーまえが有名なだけに、色々と物議を醸しだしたがお勧めできる作品です。
マジで2クールだったら評価たかったのにね…

天使の鼓動 Angel Beats!
心臓を無くす(音無)心臓を譲る(結弦)
かなで=心臓が音を奏でている
AngelBeats!のロゴの下の部分は心電図の波形
また、裏テーマの生きるという行為を諦めていない。
という、だーまえの細かい設定も好きです

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