『花咲くいろは』感想・評価

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はじめに

金沢旅行をするにあたり、聖地巡礼の為みなおしました。
せっかく行くのですからね。
最近は石川・富山のアニメを見まくってます。

物語の舞台は、金沢駅よりアクセスできる湯涌温泉。
物語上では、湯乃鷺温泉と表記される。

この作品はファンの多い作品だということは、言わずもがななのですがね
当時は、リアルタイムでみていたのですが…
数年ぶりにみなおして感想というか、思ったことが当時とだいぶ違って感じられました
その辺も書いていこうと思います。

また、P.A.WORKS作品で俗にうお仕事シリーズの第一弾です。
もちろんネタバレもあるのでご注意を!
最後まで付き合っていただければ幸いです。

作品紹介

「花咲くいろは」PV第4弾

あらすじ

東京で暮らす女子高生松前緒花。幼馴染の種村孝一との変化のない学生生活にドラマチックな変化を求めていた。
その安息の日常は、母親がダメ彼氏と夜逃げすることで破壊される。

田舎の温泉街旅館という閉鎖的な空間に否応なしに飛び込まざるを得なかった。
緒花は皐月に渡された住所を頼りに石川県の湯乃鷺温泉街にある旅館の喜翆荘(きっすいそう)に身を寄せる。
喜翆荘の女将で祖母の四十万スイは、孫の緒花に旅館で働くよう言いつける。

スタッフ・キャスト

監督:安藤真裕
シリーズ構成:岡田麿里
キャラクターデザイン・総作画監督:関口可奈味
メインアニメーター:石井百合子

松前緒花:伊藤かな恵
鶴来民子:小見川千明
押水菜子:豊崎愛生
和倉結名:戸松遥
輪島巴:能登麻美子
種村孝一:梶裕貴
松前皐月:本田貴子

感想

SHIROBAKOやサクラクエストの原点ともいえるお仕事シリーズの一作目。

お仕事シリーズはどれも厳しい環境での仕事のお話ですが、
①花咲くいろは:生きるためにはそこにいるしかない、追い詰められた世界
②SHIROBAKO:自ら望んで夢を叶えるために飛び込んだ世界
③サクラクエスト:望んでたことと異なる仕事をする世界

ホ・・・本当に
ビ・・・びっくりするほど
ロン・・・論外

「がんばろう!」=「ぼんぼろう!」
”ぼんぼる””ホビロン”など作中では特殊な言葉が登場する。 


画もきれいだし、キャラクターもいいけど、どのキャラも話を重ねていくと平凡化していく
登場当初のインパクトは皆高いのだが、普通の人になっていくのだ
癖のあるキャラが多いだけに緒花と仲良くなるになってしまうと、目立たなくうてしまう。

仕事の風景を描いた日常系というところか。
萌えアニメではないので人は選ばないかな。

ネタバレ

まず、初めに言っておきます。ファンの方には申し訳ないですが批判します。
放送当初は良作だった思いがあり、久しぶりにみるにあたり内容を忘れている事もあり、かなり期待していました。

無論、記憶というか思い出というか強い補正があったのは確かです。
しかし、改めてみるとあれ?こんなのだっけ?
これは、私が年を重ねたのか?
アニメを見すぎたのか?
それとも、時代に侵されたのか?
何が理由かはわかりませんが、はっきり言ってみる事が辛かった。

お仕事シリーズは、リアルに近い状況
(もちろんをフィクションなので脚色するのでしょうが…)
リアルに近い状況を描くからこそ主人公の緒花が可哀そうになってしまった…
これが空飛んだり、魔法使ったりするなら違ったのですが、これはお仕事シリーズですからね

いきなり、実の母に追い出されるという展開
追い出されるというか、ほぼ捨てられるというか…当時は全然気にならなかったのですがね

温泉宿に半強制的行くことになり(そこしか行くところがない)
宿についいたらシカトされるし、挙句の果てに「死ね」といわれる始末。
昭和なら通じるかもしれないが、本当に死んだらどうすんだと考えてしまった。

昔からの温泉街で閉鎖的なのかもしれない
また、温泉という特殊な仕事は厳しいかもしれない。
板前は厳しいというのは知ってるが…にしてもですよブラックすぎるでしょ。
女将の言葉には説得力ないし
SNSに投稿されたらこの宿一瞬で終わるなと思ったり…

また、16歳なら視野が狭く仕方ないかもしれない。
なんせ、その環境で生きるしかないからね
性格が前向きなのはいいのだけど
前向きすぎて、痛い人だって感じちゃう…

で、喜翆荘のスタッフがほぼクズという…とんでも設定
話が進むにつれ、粗を探すようになってしまい、みていて退屈でした。

青春の押し付けというか。
24時間TV見てるみたいな感覚
緒花がたくましすぎて、感情移入出来なくなってしまった。

特に酷かったのは、緒花が板前の徹を迎えに行くために結婚式場に行ったシーン。
・まず連絡しろ
・どこにいるかくらい調べろ
・わからないなら行くな
・宿を手伝ったほうがいいのでは?
それでも自転車と電車を乗り継いで探しに行ってしまう。
結果、緒花がボロボロになりながらも見つけることができたのですが、
行動に移すのはいいとは思うのですが、主人公補正といいますか、度を越えて無鉄砲といいますか…
現実世界でこんな子いたら雇いたくない。

あくまでも、お仕事シリーズとしてとらえた場合ですよ。
何度も言いますが、リアルお仕事を描いているものですから
常識知らずが目立ってしまうのです。

その後も何故か、怒らても仕方ないところで怒られなかったり…
矛盾がありすぎてね
あれこんな作品だったけ??
かなり混乱しました…

感動というものは積み重ねあってのもので、勢いや音楽と演出だけで内容が伴っていなければこうなるんだなと改めて思い知りました。

正直に言って、『お仕事シリーズはハズレがないよ』って言っていた自分が情けなくなりました。
先にも言いましたが、私が年を重ねたのか?
アニメを見すぎたのか?
それとも、時代に侵されたのか?
気づかないうちに私の感性が変わったのか?
リアルタイムで見ていたころの感想と真逆の結果となりました。
ここまで感性は変わるのかと、自分に驚きました。

とはいえ、画は綺麗
背景が綺麗過ぎて人物が浮くということもなく、アニメーションとしてバランスが取れている。
音楽は、中毒性の高いものではありませんが、うまく内容にあったものだと思います。

最終話での女将の涙や
女将さんの親としての思いを感じられる作品でもあります。

花咲くいろはの総合評価

あくまでも、私の感想ですのでご理解ください。
最後に<花咲くいろは>はこう評価しました、

2.5:ギリギリ見れた、2度は見ない

私の視聴結果の基準を指標化
評価を数値化、指標化すること 面白さの指標化が出来るって良い事だなと常々思うんですけど、今まで特にそういう評価基準みたいなのを記事に設けて無くて、今更この素晴らしいシステムを導入するのもどうかとしばらく悩んでいたんですけど、あった方が絶対...

ファンの皆さんには申し訳ないですが、現状はこの評価になります。
リアルタイムで見たときは、面白いと感じたんですがね…
といっても聖地巡礼は楽しんでくるつもりです。
その為にみたんだし

また金沢・湯涌温泉では、
アニメ聖地巡礼効果も見込んで企画された、作中描かれた架空の祭り「ぼんぼり祭り」
これはアニメから飛び出て今なお継続中なのです。
それまでそんなお祭りなかったんですよね…すげーことだ

近年では放送中よりむしろ観衆を集めて、
完全に新たな伝統の祭りとして独り立ちして定着している

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